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吉岡まさみ



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吉岡まさみは30年に渡り、分野にとらわれずにアブストラクトと具象表現を探索し、その結果生み出される絵画やインスタレーションを制作してきました。彼は質感、色彩と空間を生かし、特定の表現にこだわらず、時間・意識の概念に対する独特なアプローチが特徴づけるユニークな作品を作り出しています。

吉岡は1982年からテープ・インスタレーションを始めました。そのインスタレーションは、重なるテープを斜め、垂直、そして水平といったあらゆる方向に伸ばし、光と影のみを頼りとする複雑な構造をもたらしています。それにより、二次元の作品から三次元の世界が体験できる見事なアートが生まれるのです。彼のインスタレーションは、驚くべき調和と創造力によって、周囲の物理的空間を取り込んでしまう魅力にあふれています。同様に、新鮮なアブストラクト表現とユニークな創造力によって描かれる吉岡の絵画も、高く評価されています。

吉岡は2011年に銀座でSteps Galleryをオープンし、彼のように現代美術について自らのユニークな視点を表現するベテランから若手アーティストの様々な作品を展示しています。
吉岡の作品は東京都美術館や韓国の大清湖美術館(ともに2008年)等、国内外の著名なアート・スペースで展示されています。
また彼の作品は、山形美術館や韓国のシェマ・アートミュージアム等、国内外の大手美術館のコレクションとして収蔵されています。吉岡は、東京、ニューヨーク、ドイツ、フランス、韓国や他の著名な国際舞台で作品を展示しており、世界で活躍するアーティストです。