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バレリー・サイポーズ



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バレリー・サイポーズは、高校在学中のインテンシブ•ビジュアルアーツ•プログラムの一環としてリトグラフの制作を始め、それ以降も引き続きリトグラフ制作に取り組んでいます。製作過程において重視される技術力と芸術力の繊細なバランスに触発され、またそれぞれの版画技法における特有の美的感覚に刺激を受けました。 バレリーは主にリトグラフとリノカットにより作品を制作し、刺繍が施されている作品がよく見られるのが特徴です。彼女の作品は伝統的なドローイング技法とポップな美的感覚を兼ね備え、フレッシュでユニークなスタイルを作り上げています。

バレリーの作品は日常生活での何気ないことの観察から生まれ、ありふれた日常の平凡な出来事に新たな光を当ててくれます。彼女の作品に繰り返し見られるテーマはフードと人体。よくある単純な物事がばかげたもの、または滑稽なものに見え、現代社会を風刺する光景を生み出しています。バレリーの作品は私たちの個人のアイデンティティー、そして文化のアイデンティティーに疑問を投げかけてくれるのです。

バレリーはカナダ・オタワ生まれで、2008年にConcordia University(BFA, Major in Painting and Drawing)を卒業しました。2010年に文部科学省奨学生として来日し、2013年に東京藝術大学美術研究科絵画専攻版画修士課程を修了しました。日本に在住し、アーティストとして国際的に活躍しています。多くの受賞暦のある作家であり、数々の国際展覧会に出品している気鋭のアーティストです。